信楽焼 ーShigaraki wareー
滋賀県甲賀市信楽町を中心に生産されている陶器、信楽焼。日本六古窯の1つである。粘り気のある良質な土が特徴で、小さなものから巨大なものまで幅広く作られてきた。
信楽焼とは。たぬきの置物から国会議事堂まで「他を抜く」技と歴史 | 中川政七商店の読みもの
NHKの朝ドラでもとりあげられて、焼き物に興味の無い方でも名前だけは知っているって言う方も多いと思います。
耐火性と粗い土肌が特徴。特にたぬきの置物は有名ですが、大物や厚みのある焼き物を造ることもできます。
知っておきたいワード
・緋色 焼成することで発生する赤みを帯びた色
・焦げ(灰かぶり) 燃え尽きた薪が灰となって積もったところに置かれた焼き物が、黒褐色を帯びた色になること
・長石 土の中の長石が溶けて、乳白色のツブツブが表面に現れる
・海鼠釉 信楽焼が広まるきっかけになった火鉢に多く利用されていたので、代表的な釉色になった
呂久